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誠の益人作りに向けての行は次の通りです。江戸に道場作りて下さい。一二三（ひふみ）唱へさせて下さい。神示読みて聞かせて下さい。鎮魂（みたましずめ）させて下さい。鎮神（かみしずめ）させて下さい。十回で一通り会得る様にさせて下さい。神祀りて其の前でさせて下さい。

人の真中には神があり、真中動いてはならんようになっています。黙ってゐても、力ある人いよいよ世に出る時近づいてゐます。磨けた人から神様がうつって今度の二度とない世界の世直しの手柄、立てさせて頂けます。みたま磨きが何より大切です。

今一苦労あると、くどう（九土ウ）申してある事は、地獄の三段目まで、一旦落ちる事にあります。それは、思念界から、まず、地獄の三段目に落ちて、くにつつみ、から新たな世界を生み出していく事にあります。その表（おもて）が、一番の天国に通じる元になります。

都の大洗濯、鄙の大洗濯、人のお洗濯。があります。どうにもこらへてくれという所まで、後へひかない状況となります。世界中の洗濯ですから、いらぬものが無くなるまで終わらない道理です。三界和合する加実が、世界の王となります。掃除、身魂、結構です。

三十年で世の立替いたします。これから、一日ましに世界に出て来るので、いかに強情な人民でも往生いたします、大神は大歓喜であるから悪をも抱き参らせてゐるのです。大歓喜により、悪を抱き参らす人の心に、マコトの不動の天国きます。人の本性は神様です。

行く水にも雲にも咲く花にも、神の御心（三こころ）があります。理（ミチ）（三千）ゆくところ喜びがあり、病治り、金も出てきて、おかげあります。喜びが神です。タテには神と神界と和し、ヨコには人と環境と大和する事で、生きの生命のウレシウレシあります。

天地の恩、知らねばなりません。その恩に報ひなければなりません。ものの順序わきまえ、まず和する所からです。霊と肉のまつり第一です。頭とハラ（八〇）のまつり結構です。奥から来るものは喜びです。念です。力の元です。生きの生命です。

物の世界から霊の世界へ、無限の世界へ入る事で、無限の生命が与へられます。そこに、無限の喜びがあります。無限世界とは、物と霊との大調和した、限りなき光の世界です。真理（四ん理）を知ることが、無限を得ること。まこと（〇九十）の神をつかむことです。

光の門は開かれ、闇の門はとざされ、という段階に来ています。神と金と共に仕へまつるとは、肉と霊と共に栄えて嬉し嬉しのことです。神と金、二つとも得れます。その次には、霊の霊とも共に仕へまつりて下さい。これが、まことの正しき理（ミチ）です。

心は神界にあり、肉体の自分で掴もうとしても中々です。掴むには、身と魂と一つに和せねばなりません。祈りとは、意が乗ること、霊の霊の霊と体と合流して一つの生命となること、実力です。真の生命は霊であり、生命のもとの喜びは、霊の霊。その霊の霊が主です。

喜びの和合、融け合ふ和合、・ある和合でないと、少しでも曇りありたら和合ではありません。内が神に居て、外が人に和し、内が霊に居て、外が体に和せば、それでよく、其処に喜び生まれます。いよいよ表の守護、只喜びのみの守護と相なった時が来ています。

節分境に何も彼も変りてきます。何事も掃除一番です。神の道に進むために、罵られることは人民の喜びです。その喜び超えて神の喜び入れば罵られることありません。神敬ふ、はまだまだです。早うサ（三）トリて、神に融け入りて下さい。

根も葉も枯れる大掃除の時が来ます。神国の光輝く時が来た時、皆喜びて三千年、神の御業（みわざ）の時来たと思へる時、神国のまこと危なき時となります。此の大掃除一応やんだと安堵します。この時、二二ナルト、ひっくり返ります。早う改心して下さい。

神との結婚による絶対の大歓喜により、神が霊となり、花むことなり、人民は花よめとなります。神と交流し結婚した大歓喜は、死を超えた永遠のものです。消えざる火の大歓喜です。まことの信仰、です。神のふところに早う抱かれて下さい。

人民に与へられてゐるものは食物だけです。日のめぐみ、月のめぐみ、地のめぐみだけ、です。その食物節してこそ、ささげてこそ、運ひらけ、病治ります。食物節すれば、ツキモノ改心します。百日、百日過ぎたら一年、三年つづけたら開運間違ひありません。

病ひらき、運ひらき、皆 御自身からです。誰でも、何でもよくなるのが神の道、神の御心、親心です。悪くなると云ふことありません。神について行くことが祈りです。よろこびです。運ひらくのも食物、言葉つつしんで下さい。ささげるからこそ、頂けます。

一切が御自身である為に、常に一切を浄化せななりません。常に一切の浄化せなならんのは、霊は常に体を求め、体は常に霊を求めている為です。霊体一致が喜びの根本です。人間は、現界、霊界共に住んで居り、その調和をはかる事、人間の使命の最も大切なことです。

人間の生活は、霊的生活、言葉の生活です。霊は肉体に食ふことあれば、霊にもあり、言を食べているのが霊、という事が判ります。死後においても、現実界に自分があります。常々、神様、霊とつながりある為、神、一切は御自身であり、一切はよろこびです。

人間には、物質界を感知する五官器、霊界を感知する為の超五官器があります。神界は五官と超五官と和して知り得ます。霊的自分が正守護神、神的自分が本守護神、幽界的自分が副守護神です。本守護神が大神様の歓喜です。人間は小宇宙、神のヒナガタです。