草木の文面、アメの巻が終わった後は、カゼの巻~春の巻までかなり空きます。
途中、ここまでの文面でも紹介したものもあった為です。
今回は、岩戸開いた後の境地について、草木、動物、虫けら達の状況まで書かれています。
それが、カゼの巻、〇つりの巻、にあります。
カゼの巻では、ウタにもされています。
春の巻では、草木達の御用と祈りについて書かれています。
それでは、草木の文面を続けていきますね。
1.カゼの巻 第四帖 ウタ(有多)のまどひ、から、めでたき夜明け、となります。
Ⅰ.岩戸開いた野、山、草、かき葉、言葉止めて、大御光により集ひます。
●岩戸開けたり野も山も、草のかき葉もことやめて、大御光により集ふ、楽しき御代とあけにけり、
岩戸開けたり野も山も、草のかき葉もことやめて、大御光により集ふ時が来ます。
野、山、草、葉も言葉が止み、大御光により集ふ時がきます。
この状況が、楽しき御代とあけにけり、です。
Ⅱ.枯れてゐた草木に花が咲き、今日まで咲いてゐた草や木は一時にどっと枯れ果てて土にかへる状況へ。
●都も鄙(ひな)もおしなべて、枯れし草木に花咲きぬ、今日まで咲きし草や木は、一時にどっと枯れはてて、つちにかへるよすがしさよ、
都も鄙(ひな)もおしなべて、枯れし草木に花(八七)が咲きます。
今日まで、咲きし草や木は、一時にどっと枯れ果てて、つちにかへるよ、すがしよです。
枯れた草木に花が咲く状況は想像つきませんし、今日まで咲いてゐた草や木は一時にどっと枯れ果て土に戻るのです。
このような文面は無かったと思います。一回、現在の草木が枯れ果てて、枯れてゐた草木に花が咲くのです。
ただ、これは、人にも当てはまるところがあるかもしれません。
Ⅲ.岩戸開けたりは、人のくにつちに、二二に九(こ)の花がどっと咲きます。
●ただ御光の輝きて、生きの生命(いのち)の尊さよ、やがては人のくにつちに、うつらん時の楽しさよ、岩戸開けたり御光の、二二(ふじ)に九(こ)の花どっと咲く、御代近づきぬ御民等よ、
ただ御光の輝きて、生きの生命(いのち)の尊さ、やがては人のくにつちに、うつるときの楽しい時がやってきます。
人の九二土ですね。ひとのくにつち、という単語も始めてですが、御三体の大神様にも思います。
岩戸開けたり、御光の、二二(ふじ)に九(こ)の花がどっと咲く、御代近づきぬ御民達。
と御伝えされています。
岩戸開くには、しきまきや(四の行、二二の仕組み)、苦を苦で無くす行(九の行)、がどうしても伴っていくでしょう。
Ⅳ.最後の苦労、勇ましく、手引きあひて、光の道を進んで行きます。
●最後の苦労 勇ましく、打ち越し呉れよ共々に、手引きあひて進めかし、光の道を進めかし。
最後の苦労、勇ましく、打ち越し呉れよ、共々に、と御伝えされています。
最後は、お互い、手引きあひて、進むようです。
苦労なくして、進まないようになっています。
このようにして、光の道を進んで下さい。
Ⅴ.ウタ(有多)のまどひ(集団)作って下さい。めでたき夜明けです。
●ウタのまどひつくれよ。目出度(めでたき)夜明けぞ。
ウタのまどひつくれよ。とあります。
ウタう集団。
ウタ(有多)の集団。
様々意味がありますね。
後者の方が多いように思います。
この事が、めでたき夜明けとなります。
2.〇つりの巻 第六帖 鬼おろち草木動物虫けらも一つにゑらぐ道が誠です。
Ⅰ.最後は、神様の手によって甦ります。世の元のまし水 湧きに湧く所、やがて奥山移さねばなりません。
●取られたり取り返したりこねまわし、終りは神の手に甦(よみが)へる。世の元のまし水 湧きに湧く所、やがて奥山移さなならんぞ。
取られたり、取り返したりこねまわし、終わりは、神の手によみがへる。事になります。
世の元のまし水(真四三⦿)湧きに湧く所、やがて奥山に移さななりません。
御自身で言えば、心の奥の奥・・・、になると見てゐます。
Ⅱ.御神示判る臣民二三分できたなら、神様愈々のとどめさすなり。三界を貫く道がマコトです。
●神示判る臣民二三分できたなら、神愈々のとどめのさすなり。三界を貫く道ぞ誠なり、誠の道は一つなりけり。
御神示判る臣民、二三分できたなら、神様愈々のとどめのさすなり、となります。
まだ、もうちょっとかかると思いますが、結構に判ってゐる方は確かにいます。
三界を貫く道がマコトなり、です。
誠の道は一つです。
三界は、神界、幽界、現界。の他、
過去、未来、現在、もあります。
草木の文面では、三界、がかなり目立って現れますね。
Ⅲ.鬼おろち草木動物虫けらも一つにゑらぐ道が誠です。
●神界の誠かくれし今迄の道は誠の道でないぞや。鬼おろち草木動物虫けらも一つにゑらぐ道ぞ誠ぞ。
神界の誠かくれし今迄の道は、マコトの道ではありません。
という事は、現界に、神界が合わさる、という事になります。
鬼おろち、草木動物虫けらも、一つにゑらぐ道がマコト、とあります。
幽界の存在、草木、動物、虫けらまで、一つにゑらぐ道がマコトです。
あらゆる存在と和していく事が求められます。
3.春の巻 第十四帖 個々それぞれの御用があります。祈りを和を拡げて下さい。
Ⅰ.どのような草でも木でも、その草木でなければならん御用あります。
●どんな草でも木でも その草木でなければならん御用あるぞ。だから生きているのぢゃ。そのはたらき御用忘れるから苦しむ。行き詰る。御用忘れるから亡びるのぢゃ。
どんな草でも木でも、その草木でなければできない御用があります。
だから、生きています。
そのハタラキ御用忘れると苦しみます。行き詰ります。
御用忘れるから亡びます。
ですから、今現在、御自身ができる事をしていく事が求められます。
Ⅱ.個人、一家、国、それぞれの御用があります。日本が変わって世界となります。
●個人は個人の、一家は一家の、国は国の御用がある。御用大切、御用結構。日本が変って世界となったのぢゃ。
個人は個人の、一家は一家の、国は国の御用があります。
御用が大切です。
御用結構です。
日本が変わって世界となってゐるのです。
その世界が変わって、日本へと向かってきます。これが、先に外国に改心する。です。
前世ヒーリングでもどうしてもそうなる事多いです。
このようにして、世界と、日本と、喜び、和する循環世界を生み出して行きます。
Ⅲ.祈りの和を拡げて下さい。神様のなされるマネから始めて下さい。
●自分の為ばかりの祈りには、自分だけの神しか出て来ない。悪の祈りには悪の神。善の祈りには善の神。始めの間は中々判らんものぢゃ。神様のなされるマネから始めて下されよ。
自分の為ばかりの祈りには、自分だけの神しか出て来ません。
故に有限になってしまいます。
悪の祈りには悪の神が出て来ます。
気付かずに悪の祈りをしている方多いです。
祈り地獄は一例です。
善の祈りには善の神が出て来ます。
ですが、囚われとなりますと外道の善の神、となります。
御用の悪となり、立体の善、千人力、となるまでには、これらの事は中々判りません。
囚われざる得ない所もありますし、11の囚われの浄化は、簡単ではないです。
その原因となる、我良し、慢心、分け隔て、の三つの改心は常々大切です。
此の道で一番重要な所です。心の内が変わらない事には外の世界も変わりません。
そこで、神様のなされるマネから始めて下されよ。(九、裏十、三、〇、四)とあります。
くにつつみ、三が道、しきまきや、から、裏より神様を生み出して下さい。とあります。
4.まとめ
岩戸開いた野、山、草、かき葉、言葉止めて、大御光により集ひます。
枯れてゐた草木に花が咲き、今日まで咲いてゐた草や木は一時にどっと枯れ果てて土にかへる状況となります。
岩戸開けたりは、人のくにつちに、二二に九(こ)の花がどっと咲きます。
最後の苦労、勇ましく、共々、手引きあひて、光の道を進んで行きます。
このようにして、ウタ(有多)のまどひ(集団)作って下さい。
めでたき夜明けです。
最後は、神様の手によって甦ります。
世の元のまし水 湧きに湧く所、やがて奥山移さねばなりません。
それが、御自身の心の奥の奥・・・へとなっていきます。
御神示判る臣民二三分できたなら、神様愈々のとどめさすなり。三界を貫く道がマコトです。
鬼おろち草木動物虫けらも一つにゑらぐ道が誠です。あらゆる存在と和していく事が求められます。
どのような草でも木でも、その草木でなければならん御用あります。
個人、一家、国、それぞれの御用があります。日本が変わって世界となります。
そして、世界がまた、日本を助けて頂く流れとなります。外国が先の改心の型が進みます。
祈りの和を拡げて下さい。
自分の為ばかりの祈りには、自分だけの神しか出て来ません。
悪の祈りには悪の神が出て来ます。
善の祈りには善の神が出て来ます。
ですが、囚われとなりますと外道の善の神、となります。
悪を御用の悪とし、立体の善、千人力、となるまでには、これらの事は中々判りません。
そこで、神様のなされるマネから始めて下されよ。(九、裏十、三、〇、四)とあります。
くにつつみ、三が道、しきまきや、から、裏より神様を生み出して下さい。とあります。
神様のなされるマネから始めて下さい。
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